食材本来の旨みを親子で一緒に味わおう

初期：生後5〜6ヶ月

子育ての難関「離乳食づくり」を取り分けレシピで解決しよう

「どんな食材から始めればいいの？」「月齢ごとにどういった調理が必要？」―初めての離乳食づくりは分からないことだらけ。加えて、大人の食事も用意するとなると一苦労です。大人と同じ食材を使って、赤ちゃんの分を少しずつ取り分けてつくる「取り分け離乳食」なら、普段の食事の準備と並行して離乳食づくりを進められます。

旬の地産食材は栄養たっぷり。積極的に取り入れて

玉ねぎ

年間を通じて出回る県産玉ねぎ。特に5月～6月頃にかけてが旬で、観音寺市、三豊市、善通寺市、丸亀市等で多く生産されています。

保存方法において、長く保存性が高く、色々な料理に幅広く使えます。加熱すると甘みが増します。離乳食初期から使えます。

まとめてつくって冷凍もOK！和風だしの風味を味わおう

材料（大人2〜3人分＋赤ちゃん1人分）

● 玉ねぎ	1/2個（100g）取り分け
● にんじん	1/3本（40g）取り分け
● 小松菜	1株（80g）取り分け
● 大根	中約3cm分（120g）取り分け
● じゃがいも	小1個（100g）取り分け
● 鶏むねひき肉	60g
● 絹ごし豆腐	小1丁（150g）取り分け
● かつおけずり節	6g

● 昆布だし汁	350㏄★
● カレールウ	40g（1パック）
● カレーパウダー	大さじ1～2
(1歳から食べられるもの：市販)
● 塩こしょう	少々
● ケチャップ	少々
● 濃口醤油	少々
● ゆで卵	2個　取り分け
● ごはん（大人）	適量
● 10倍がゆ（赤ちゃん）	30〜40g

つくり方（大人用）

油を使わないため、焦がさないよう注意!弱火でよく混ぜながら炒めましょう

★昆布だし　3.5g（7～8cm角／水分量の1%）の昆布を水に入れ、冷蔵庫に30分以上置いておくと便利（前日から一晩置いてもよい、昆布が水を吸うので少し多めに作るのがよい）
玉ねぎ、にんじん、小松菜は粗みじん切りに、大根、じゃがいもは5mm程度の角切りにする。
鍋に［1］の野菜を入れ、火にかけて炒める。続いて鶏むねひき肉を入れ、ほぐしながら炒める。
豆腐をくずし入れてさらに炒め、かつおけずり節を細かくして入れる。
［2］に昆布だし汁を入れ、沸騰したら蓋をし、弱火で10～15分煮る。
1歳からのカレールウを入れる。
カレーパウダーを入れ、塩こしょうで味を整える。さらにケチャップ、濃口醤油を足してもよい。
ごはんとともに器に盛り、ゆで卵をトッピングする。